木須肉(ムスロウ、ムーシューロウ)はきくらげと豚肉の卵炒め。中華料理では代表的な一品です。元の字は「木樨肉」と書いたそうです。「木樨」はキンモクセイなどモクセイ科の植物のこと。料理を見た昔の人が、黄色のふんわり卵をキンモクセイの花に見立てて名付けたといわれています。
木須肉(ムースーロウ)のレシピ
材料(3人分)
生きくらげ | 50g |
卵 | 3個 |
水溶きかたくり粉 | 小さじ1 |
豚もも肉(薄切り) | 50g |
ゆでたけのこ(水煮で代用可) | 50g |
長ねぎ | 30g |
ほうれんそう | 30g |
しょうが | 5g |
★(合わせ調味料) | |
酒 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ2 |
鶏がらスープ | 70ミリリットル |
酢 | 小さじ1/2 |
しょうゆ | 大さじ2と2/3 |
こしょう | 少々 |
作り方
- 生きくらげ50gを軽く水洗いします。なお、乾燥きくらげを使う場合は5gの乾燥きくらげを40~50℃くらいのぬるま湯に30分程度浸して戻しておいてください。水で戻す場合は約6時間ほどたっぷりの水に浸して戻してください。
- 豚肉、たけのこ、ほうれん草は食べやすい大きさに切ります。長ねぎ・しょうがはみじん切りにします。
- 割りほぐした卵に、水溶きかたくり粉を小さじ1加えます。
- フライパンに油をひき、工程2.の卵を流し入れ、ゆっくり円を描くよう空気を入れながらふわっと炒めます。
- 少量の油で長ネギとしょうがを軽く炒めたあと、豚肉を加えてさらに炒めます。
- 火が通ったら、たけのこ・ほうれんそう・湯通ししたきくらげを一緒に炒めます。
- 工程6.の中に工程4.の卵を戻し、合わせ調味料を絡めたらできあがりです♪
※本レシピは、2019年6月11日NHK放送のあさイチ“知っているようで意外と知らない”きくらげ大特集で紹介されたレシピです。